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アトリエ便り

大竹五洋の画歴・雅号

伊東深水は姓名学にも凝っていて弟子や人の名前を付けるときは各数にこだわる人であった。特に弟子の場合は自分の名前との共通点を作らねばならない。五洋は五つの海をまたにかけるくらい頑張ってほしいと名付けられたものである。洋の三ズイは深水と共通する。同時に妻の通り名(各数が悪いという理由から)と息子の名前も伊東深水が名付け親となっている。家族にも名前も付けてもらえたのは私と実子の万耀氏のところくらいであろう。

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