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アトリエ便り

大竹五洋日常・整理

古い写真資料が増えてきたので、ここ数日整理をしている。数が多いので大変である。

大竹五洋日常・草刈

自宅(アトリエ)は山の上にある。少し目を離すと、すぐ草が生え、木の枝が生い茂ってしまう。定期的に庭や石段の草を刈らねばならない。

大竹五洋日常・ロータリークラブ

今日、ロータリークラブの地区大会が藤沢であった。自分の所属する鎌倉ロータリーでは、いつの間にか最長老の部類に入ってしまった。

壇上で敬寿のお祝いを受けた。仲間からは年齢に対して若いと言われる。

大竹五洋遍歴・戦時中にて

太平洋戦争のときは第二水雷艦隊旗艦「能代」に乗艦していた。船から見ると日本の山々は鋭く尖って見えた。「あれはどこですか」と上官に訪ねると「あれが日本だ」と答えた。陸から見る風景とはまったく異なるので驚いたことを今でもよく覚えている。伊豆大島を通ったとき、山の上から島民が手を降っているのが見えた。台風で大島が被害にあわれたと聞いてなぜか当時のことを思い出した。

文化勲章

今日、今年の文化勲章が発表される。高倉健の受賞は考えられない。他にもっとふさわしい人がいただろうに。(たしかに良い俳優ではあるが、なんだかピンとこない。現在の京都画壇の旗手的存在で花鳥画、第一人者の上村淳之でさえ功労賞なのに。)文化勲章も軽くなったものだ。

 

大竹五洋履歴・伊東深水の弟子になるまで

戦後、世の中もやや落ち着きを取り戻しつつあった昭和25年、画家になろうと当時著名な画家の門を叩くことにした。郷里にいた頃、周りからも日本画家が向いていると言われ、自分自身もそう思っていた。まずは当時の日本画家の大家であった安田靭彦のところへ向かった。安田先生は家に迎い入れて下さり、私の絵を丁寧に見て下さった。「君の絵は私より伊東君の方が向いていそうだ。」と伊東深水に電話を掛け、熱心に推薦して下さった。こうして私は安田靭彦ではなく伊東深水の門下に入った。このとき安田先生が言った言葉が未だに頭にある。安田靭彦いわく「いいかい、絵を描くときはモチーフとバックとの境が大事なんだよ。ここをきっちっと描かないと絵がぼやけてしまう。」描くときは必ずこの言葉を思い出す。

バレエダンサー

知人にモダンバレエをしている娘さんを描いてもらいたいと依頼があった。ドイツで主役もされているようだ。クラシックバレエを描いたことはあるが

現代的なモダンバレエはなかなか難しそうである。基本形というものがあるそうなので、それで描いてみようと思う。どんなバックにしようか色々と思案中である。

色紙

今日は一日、今まで描いた色紙の整理をした。描きためていたものの中で良いものを選んでいた。枚数が多いのでたいへんである。

服装選び

昨日は妻の洋服選びに付き合い、横浜高島屋に行く。服選びで最後に決める時にはいつも私が見てみる。長いこと絵を描いていると、服の色味や

デザイン、着る人の雰囲気に合うかどうか、トータル的な流れが見えてくる。その人にあった良い服だと、とても流れがよく見える。

急に寒くなってきた。

台風が近づいているためか、今日は雨である。今日は朝から寒いため、今年初めて暖房を入れた。つい最近まで暑い暑いと言いながら冷房を入れていたのが嘘のようである。今年は特に気候の変化が激しい。

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